第1章 入社前研修?いいえ、違います。洗脳研修です。

【第0章】 管理人ジャクソンのプロフィール

【第1章】 入社前研修?いいえ、違います。洗脳研修です。   ←現在のページ

【第2章】 激動のブラック企業時代 ~そして、退職へ・・・~

【第3章】 派遣って残業代出るんですか?

【第4章】 ブラック企業よ、ジャクソンは正社員として帰ってきた!

【番外編1】ジャクソンがブラック企業で体験したヤバい出来事6選

【番外編2】ジャクソンがブラック企業で体験したヤバい出来事6選

Questioner
こんにちは、ジャクソンです。

今回は、僕がブラック企業に入社する数か月前の研修のお話です。

今思い出してもあれは洗脳だと言われても
何も言い返せないくらい異様なものでした。

当時の感情や同期との会話を思い出しながら、
ありのままをお伝えしようと思います。

僕の体験談を読む前にyoutubeで”餃子の王将 研修”
で調べてみると研修動画が出てきますが、
それを先に見ておくとイメージしやすいかもしれません。

それでは、どうぞ。

衝撃!渡されたのは、白い上下服

あれは、まだ研修施設の周りに雪が残る寒い日でした。

ブラック企業
入社前研修があるから、〇月〇日の何時までにここに来てね

という人事部からのメールを受け取り、
乗りなれない新幹線で関東方面へと向かったのです。

半分のワクワクと不安とがない交ぜになった気持ちで集合場所に訪れると、
自分と同じようにスーツを着た男女の姿がありました。

お互いに軽く挨拶をして、バスに乗り込んでから30分程。

山中にある研修施設という名の洗脳場所に到着しました。

そこで渡されたのが、名札とタイトルにある通り白い上下服でした。

・・・え?なにこれ?

同期もポカーンとしてました。

周りには街灯もなく、夜になると真っ暗。

更には、訓練教官がいて夜も見回りをして脱走を防ぐという徹底ぶり。

入口も正面玄関と非常口のみ。

正に陸の孤島。

その時僕は思いました。

Questioner
刑務所みたいじゃねーか!

周りの同期も同じことを言っていました。

やべー会社に入っちゃったんじゃないのか?

と、僕たちは早々に感じ始めていました。

この5日間一体どうなってしまうのか?

駅に着いた時のワクワクは消え去り、
不安だけが残ったまま翌日に備えて就寝したのです。

絶望の始まり。1日目

5日間のスケジュールを渡されて予定を確認した僕たちは
翌朝5時半に起床。

ベッドのシーツをビシッと折りたたんで、6時にグラウンドに集合。

そこでランニング約3kmをこなし、ラジオ体操。

そのラジオ体操が曲者でした。

全員が綺麗に揃うまで、何度もやり直し。

ラジオ体操だけで1時間はやりました。

更にこれからの抱負を一人づつ大声で叫び、
それに対して点数が付けられました。

これも合格点を貰えるまで何度もやり直しです。

その後、部屋とトイレの掃除を徹底的にやらされます。

少しでも汚い場所が残っているとやり直し。

しかも、連帯責任で全員が最初からやり直すもんだから
既に同期の間でギスギスしてました。

掃除を終わらせたのち、朝食を取りホールに集合。

椅子がコの字型に置かれており、各自席が決まっていました。

前には訓練教官。

そこでも大声を張り上げ、親への感謝や

■これから自分がどうなりたいか?

■お前は会社に何が貢献できるのか?

■今までの自分を捨て去る為には?

など、多岐にわたり意見を言わされました。

点数を付けるのはもちろんで、
ここでも合格点が貰えるまでやり直しを強要させられました。

何よりきつかったのは、自分の意見を全否定される事。

喋ってる途中に

教官
一生思ってろ!思うんじゃなくて、やりますだろうが!

等と、罵声をひたすら浴びせられる事。

人間否定され続けたら、萎縮してしまうものです。

意見が言えなくなる同期もいて追加の罵声を浴びせられる。

女の子とか見てて可哀そうでした。

他にも映像を見させられてディスカッションという名の
吊し上げが行われたりもしました。

身だしなみや礼儀も常にチェックされて、
名札が歪んでいたり、椅子の座り方が悪かったりすると

教官
そういう細かい所に気を配れなくて、仕事が出来るわけねーだろ!

と、またもや罵倒。

言い掛かりだろと言いたくなる事まで徹底的に心を折りにきました。

そんな衝撃を受けた1日目は心身共にクタクタでした。

だんだんと感覚がマヒしてくる同期が…

洗脳プラグラムを受けていると
だんだんと適応してくる人間が出始めます。

合格点を貰えると、

同期
今の凄く良かった!感動した!

と言って、めっちゃ褒めてくるんです。
本当にドン引きでした。

やべぇ、○○洗脳されてるよ…

と、就寝前に密かに集まった面々でブラックリスト化していきました。

お互いそうする事で、正気を保とうとしていたのです。

洗脳済みな人間は何度否定され続けても、

もう一度やらせて下さい!お願いします!

と頭を下げ、やり直しを要求する事に違和感を感じなくなるのです。

そして、目が濁ってきます。本当です。

そういった人間には甘い採点が下る事が多かったように思います。

その時思ったのが、

狂ってる…こういう人間を作るのがこの施設の存在価値か…

という事。

それでも合格点を貰わない事には、
すでに周りの同期(洗脳済み)からも罵倒されるので、
僕も狂った振りをして頭を下げ続けました。

今思うと、当時の自分も少なからず狂ってたんだろうなと思います。

ただ速くこの施設から逃れたい一心だったのです。

慣れって本当に怖いですよ、
まともな考えが浮かんでこなくなってくるんです。

感動(?)のフィナーレ

本当に色々あった洗脳研修も最終日を迎え、
本社から人事部の面々が集まる中、終了式が行われました。

その際にまた未来への抱負を一人一人叫ぶのですが、
中には感極まって、号泣する同期もいました。

教官や人事部の人間と抱き合って涙する人間も。

それに対して、全力で拍手する異様さ。

本当にヤバかったです。

ブラック企業にとって、

社員は何でも言う事を聞く兵士でなければならない。
そこに個人の意思はいらないし、邪魔だと考えている。

そんなエリート社員を作る為の洗脳がこの研修の目的でした。

今でも笑い話にするのには抵抗がありますし、

当時を思い出すと、嫌な気持ちになります。

そんな洗脳研修も終わって、
無事に解放された僕たちは帰途に就きました。

帰りの新幹線内では疲れ果てていたのか
気付いたら自分の降りる駅でした。

こうして僕の社会人生活(予備)はスタートしたのです。

その先に更なる絶望が待っていると知らずに…

続く・・・

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第2章 激動のブラック企業時代 ~そして、退職へ・・・~

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