社員を使い捨てるブラック企業に勤めていたその結果…

こんにちは、ジャクソンです。

ブラック企業という言葉が定着して結構な期間がたちましたが
いまだに搾取されている現状。

月の残業時間を規制しても
家に帰って仕事をしているだけで
結局働く場所が変わっただけ。

それでも早く帰れるようになっただけマシかもしれません。

何も変わらず、上司からのパワハラや暴力
サービス残業を受け続けている人もいるでしょう。

それでも守る物であったり
年齢の都合で転職が出来なかったりして
身も心もすりきれるまでこき使われる。

そして、最後には捨てられる。

ただ会社にしがみついているだけじゃ
バッドエンドに向かってまっしぐらです。

そんな可能性の話を自身の体験談を交えて
話していきたいと思います。

ブラック企業に就職してしまった

そもそも何故ブラック企業が生まれるのか?
日本人は物の正確な価値を理解していないと思うんです。

つまり、低価格で良心的なサービスを求めすぎている。
相応のサービスを受けたければ、
それなりのお金を払わないといけないという事が
分かっていないんですね。

求めすぎる事に対して企業側も無理だと言えればいいのですが
日本人の悪いクセで断る事を遠慮してしまいがちです。

だから、企業側も低価格・良心的なサービスの提供を受け入れて
より安いサービスを提供するという悪循環を生み出している。

そのしわ寄せはどこに来るのか?
提供する側つまり、働く人間にきます。

安くサービスを提供しようとすれば
企業の利益が上がらず、社員の給料も抑えられる。

その結果、安月給で無理なノルマを課される事になり、
その結果ブラック企業が生み出されるという結果になります。

そして、僕が新卒で就職した会社は
世間で言われる所の“ブラック企業”でした。

とはいえ、人によってブラックに感じる部分は変わります。
僕の場合は、

■残業代が月給に含まれていたから、残業時間が青天井

■早出・残業が1日5時間以上前提の仕事量

■営業成績が悪いと言葉だけじゃなく、物が飛んでくる

■終電逃して、ネットカフェで寝る事もあった

■人を騙すような営業をしなきゃいけなかった

こんな感じでしたね。
客観的に見ると大概な事してたし、されてましたね(笑)

今でこそ笑い話に出来る事も
当時は本当に辛くて、苦しくて朝起きるのが苦痛でした。

よく1年半もこんな仕事続けてたなぁ
と思うと同時に僕より長く働いている人は
やっぱり諦めや守るものの為に頑張っていたんでしょうね。

そうやってブラック企業にしがみついていても
いづれ捨てられるか自主的に辞める事になるのは目に見えてるんですけどね。

身も心もボロボロにされる

体を酷使しながら無理なノルマをこなそうと
長時間労働をこなし、休日出勤をしていると
不思議な事に体や心が慣れてきます。

そうすると、その会社の実態も身に染みて分かるわけですから
その実態を社外にバレない様にと会社は考えますよね?

そうすると何が起こるのか?

1つ目の選択肢として自主退職に追い込みます。

無理なノルマを更に上乗せしたり
言葉による追い込みや意味のない業務を延々とさせたりと
精神的に追い込むわけです。

そんな事をされたら普通の人間は退職届を出しますよ。

そうなると会社は待ってました!と言わんばかりに
退職届を受理し、次の被害者を手をこまねいて待つわけです。

情報社会の現代では、ブラック企業の名前が公表されたりしますが
そんなものは氷山の一角に過ぎません。

日本に大小含めどれだけの会社があるでしょうか?
それこそ数えきれない程、ブラック企業なんてあります。
だから、未だにブラック企業なんてものが蔓延するんです。

2つ目の選択肢として自分が管理する側になるかです。

その店舗のトップである店長になれば
店内ではハラスメントを受ける事が無くなりますから。

その店舗の従業員数に対してイスは1つ。
その競争に勝ったものだけが、
その会社に残り次は自分がハラスメントをするんです。

そして、長時間労働で体を
会社からのハラスメントで心をボロボロにされます。

最終的に会社を辞めるか
ハラスメントをする側にまわり人間性を破壊されるか。

どの道ろくでもない事になることが確定しています。

利益を出す為なら土下座でもしてこい

ここで僕のブラック企業時代の話です。

営業職をしていた僕ですが、
その月の店舗売上が悪く、
店長の機嫌がめちゃくちゃ悪かったんです。

その日も僕以外の営業もほとんど制約を取れず
夜の22時に店に帰ると全員呼ばれて
こう言い放ったんですね。

お前らやる気あんのか?あ?
○○(自主規制)が成約取ろうとしたなら土下座でも何でもしてこい!
今からもう一回行ってこい!

そう言われて、デスクの上にあった本を投げつけられました。

その後全員顧客見込みに電話を掛けたり
近くなら自宅まで行かされましたね。

当然、時間も時間(22時回ってる)なんだから
怒鳴られるのを覚悟で各自行動するわけですが
案の定めちゃくちゃ怒鳴られましたね。

僕が逆の立場だとしても確実にキレますよ、そりゃ。
でも、そういったパフォーマンスを見せないと
更に酷い事になるので嫌々やりました。

それがお客さん側に不利益を与える事になっても
利益の為なら何でもする。

相場を知らない客からお金をむしり取る事も日常でした。

それが何かの形で知られたとしても契約書や消費者センターを盾に
契約解除出来ない事を伝える時の

“この詐欺師!”

という言葉は本当にきつかったですね。

当時の店長いわく、

知らない方が悪い。法律的にはokなんだから諦めさせろ。

親切に教えてやる必要はないし、
聞かれなかったのなら答える必要はない。

という言葉が忘れられません。

こちらも利益を上げないといけないのは分かるけど、
そのやり方は違うだろ…と何度も思いました。

だって”次”がないじゃないですか。
一度悪感情を持った人間、会社に対して
次も頼もうとは誰も考えません。

ブラック企業はそこで働く人間だけでなく
顧客に対しても使い捨てという感情を持っています。

今が良ければいいという短絡的な考えでいるなら
最終的に誰にも見向きされなくなり、倒産する事になるのにです。

あれだけいた同期が気が付けば…

ブラック企業の特徴に大量採用・大量離職があります。

初めから社員を使い捨てる事を前提とするから
企業規模に見合わないくらい大量に採用するんですね。

で、安月給で長時間労働を強いる。

その結果100人採用しても残るのが20人くらいだったりします。
飲食業や小売業はこの典型的な例ですね。

僕が採用されたのは、業種で言うと仲卸業でした。
同期は僕含めて20人くらいでしたね。

一応全国展開している企業だったので、
入社式では全国から東京に集まって
これから頑張るぞという気持ちになったものです。

ですが、先ほど挙げたような
長時間労働や上長からの言葉や物理的な暴力にさらされました。

同期入社して全国に散っていった同期とも
連絡を取り合っていましたが、
どこも程度の差はあれど似たようなものでした。

その結果半年後には僕を含め11人に減っていました。

半年で離職率約50%と驚きの高さです。
新卒の離職率が30%いけばかなり高い方なんですが
それを上回ってますね。

その後もまた1人、1人と辞めていく中で
僕が辞める事になった入社1年半後には
僕を含め6人しか残っていませんでした。

1年半で約70%が辞めたわけですが
これが健全な条件のもとで行われた離職なら
それは競争の原理としては仕方ないのかもしれません。

ですが、理不尽なノルマに伴う長時間労働や
精神的や物理的なハラスメントによって離職した場合、
やはり健全ではないと言えます。

今の環境がおかしいと疑う事から始める

例えブラック企業に入社したとしても
最初はまっさらで前向きな気持ちで仕事が出来るでしょう。

ですが、年数を重ねれば重ねるほど
その人間性はゆがんでいきます。

僕が上長にされたように
物を投げられたり、言葉で追い込まれたりといった具合です。

その上長も同じ事を当時の上長からされたから、
自分が同じ立場になると同じ事をします。

そうして負の連鎖は止まらず
その会社がいつまでたってもブラックなままになるんですね。

あんな人間にはなりたくない
と思っていてもブラック企業に毒されて
なりたくなかった上司にあなたがなってしまうんです。

仮に昇進して給料が上がったとしても
そうやって人間性をゆがまされてしまえば
自分の周りから人がいなくなってしまいます。

少しの昇給に対して失う物の方が圧倒的に大きい。

入った人間が次から次へと辞めていき
長時間・サービス残業が当たり前。
休日出勤しても休んだことにされる。

そんな職場環境が当たり前じゃないと思わないでください。
どこの会社も似たようなものと諦めずに
まずは疑う事から始めて下さい。

それがブラック企業から抜け出す第一歩です。
何かを変える事は勇気や労力を必要としますが
行動や考え方を変えなければ、いつまでも搾取されるだけですよ。

まとめ

ブラック企業に入ってしまうと
都合の良いように使われ、最後には捨てられます。

例えあなたが辞めても次を探せばいいと考えている。
だから、働いている人間を大切にしようとも育てようともしない。

仮にその会社の体質を変えようと頑張っても
ほぼ不可能だと言っておきます。

そんな会社に期待するだけ無駄だし、
その労力に見合った結果を得られるとも思えません。

会社を変えるより自分が変わる事に目を向けるべきです。

僕は、正社員を辞めて時間的・精神的自由を得る為に
派遣という働き方を選びました。

ですが、非正規には非正規のデメリットがあります。
その代わりブラック企業の正社員にはないメリットもあります。

働き詰めだったブラック企業時代に比べて
派遣になる事で時間は手に入れました。

ですが、やっぱり社会的な信用や将来性を考えて
再びブラック企業に就職しました。

デメリットとメリットとを天秤にかけ、
自分で出した答えです。

ですが、自分で選ぶという事すら出来なかった時期を考えると
これでも大分進歩したと思っています。

無職も非正規もブラック企業も経験してみて言えるのは

“精神的自由・時間的自由・経済的自由”

この3つの内1つでも欠けてしまうと
人間は不自由を感じてしまいます。

それらを全て手に入れるのは凄く難しいですが
一度きりの人生、挑戦してみる事も悪くないと思う今日この頃です。

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