正社員が羨ましい!そう思う非正規が陥りがちな勘違い

こんにちは、ジャクソンです。

派遣時代は、正社員との格差が色んな面であって
いつも羨ましい・妬ましいという生産性のない感情に支配されていました。

ちょっと就活する時期が違うだけで
取れる選択肢の幅も狭くも広くもなる社会情勢にうんざりしていましたね。

他にも自分より仕事していない(ように見える)人間より働いているのに
何故、自分はたったこれっぽっちの給料なんだ?
と思っていたし、心がささくれ立っていました(笑)

ちゃんと良い条件の会社に正社員として入った人は遊びたい盛りの10代に
勉強して、良い大学に入って選択肢を増やしていたのに自分はしなかった。
自分自身の選択を後悔しても後の祭り。

どんな不景気の時でもちゃんと努力した人は
それなりの結果を残している事を考えると
いかに自身が愚かだったか思い知らされたし、
一度、社会のレールを外れてしまうと
戻ろうとするのに凄く苦労する事を体験しました。

就職活動は運の要素も大きい

僕が就職活動を始める少し前にリーマンショックと呼ばれる
アメリカを発端とする不景気の波が日本にも影響を及ぼしました。

それまでは、

就職活動?昨年も売り手市場だったから余裕でしょ(笑)

なんて友人と話していたのが一転、
企業が採用人数をかなり絞り出しました。

昨年は1社の求人数が多い所だと100人とかあったのに
僕が就職活動を始めると数十人に減っていたなんて事もあります。
もちろん、キッチリと採用数は10人ってオチも付きました。

世代同士の競争ならまだ納得出来ても
それ以外の要因で自分の就職活動が極端に厳しくなるのは
例え無駄だと分かっていても、憤りを覚えずにはいられませんでした。

僕の周りでも卒業せずに、そのまま院に行って
2年間の猶予を作ったり、仕方なく非正規で働く人間がたくさんいました。

更に、不景気になるとどこでもいいから正社員になりたい
という気持ちを利用されて、ブラック企業の蔓延が起こりました。
僕もその口で、新卒というスペシャルカードを
社員を人とも思わない会社に使ってしまいました。

そんな理不尽を味わわずに良い企業に入れた年代がいると思うと
何故ついてない時期に就職活動しないといけないのか?
と何度も思いました。

自分がどれだけその会社に入りたいとしても
面接官との相性や情勢でいくらでも難易度は変わります。
つまりは運の要素も高いんです。

努力でどうにも出来ない要素がある中で
変えられない事に不満を持っても意味はありません。
もっと、自分が変わる事に目を向けましょう。

10代・20代前半の一時的な努力だとしても

正社員って福利厚生が優遇されてて良いなぁ
と感じた事は、派遣時代何度もありました。

けれども、正社員として働くための努力の結果が今なんだとも思います。

そういった待遇で働くために小さい頃から親に尻を叩かれて、
塾に通い、良い高校、良い大学を出て好待遇の会社に入る。
こういった10代・20代前半の努力で今の立場を掴んでいるんですね。

そういった努力が有効だと分かっていたから
良い会社に入れるというスペシャルカードはずっと有効なんです。

その努力を怠った僕のような人間が
今更後悔したところで時間は戻らないし
愚痴をこぼしたところで何も変わりません。

見返りがあるからこそしたくもない受験勉強をし
辛い就職試験を乗り越えるんです。

努力が必ず報われるとは限らないのに
一番遊びたい盛りの時に、人によっては永遠にも感じる時間を
努力や苦労に充てている人はいつだっています。

例え、派遣やフリーターといった働き方に多様性がある現代において
終身雇用・年功序列が崩れつつあったとしても、旧態依然とした会社の方が多いです。

同時に新卒が中途社員や派遣などの非正規よりも優遇される事も
何十年も前からあったことですよね。
結局は、頑張り時・踏ん張り時の見極めを出来ていたかどうかが
正社員と派遣との一番の差じゃないのかなと僕は思います。

有名大学を出て、新卒というカードがいつの時代も
最強のスペシャルカードには変わりありません。

仮に正社員として好待遇で会社に潜り込めたとしても
そこから出世競争やその分野での知識を得るための勉強があるわけで
正社員になる事がゴールではなく、スタートラインに立っただけ。

そんな人達と張り合っていかないといけないわけですから
生半可な努力では差は開いていくばかりです。
その差が給料や福利厚生の充実度だったりするわけです。

同じ仕事をしているようで実は

同じ仕事をしているのに給料に差がある。
派遣の方の多くはそう思っているのではないでしょうか?
かく言う僕もその1人でした。

職場によって差はあると思いますが
やはり、正社員と派遣とでは仕事のレベルに差があります。
中には正社員以上に仕事の出来る方もいますが
そもそも、まかされている業務の質が違います。

仮に一時的に同じ仕事をしていたとしても
正社員は異動すれば、新しい仕事も覚えないといけませんしね。

僕の職場にも派遣さんはいますが、
上長もあまり多くは期待していない節があります。

簡単な業務は派遣にまかせていますし、
決済権のある仕事はさせていません。
ワークライフのバランスを考えて仕事の割り振りをしたり
取引先との折衝だってしないといけません。

派遣がミスをしてもカバーするのは正社員の仕事です。

正社員として働くという事は、
自分の仕事だけしていれば良いというわけではありません。

その結果として、給料や福利厚生の差が生まれるんですね。
凄く仕事が出来る派遣に、社員登用のチャンスが貰えたとしても
普段から求められていない事を求められるわけですから

派遣から正社員登用はほぼ無理!

会社は最初から正社員にする気なんてないんだ!

なんて不満が聞こえてくるんだと思います。

とは言っても、そもそものスタートラインが違うわけですから
その差を埋めて初めてスタートラインに立てるという事を
理解していない人が声高らかに不満を漏らしているだけかもしれませんがね。

正社員だって遊んでいるわけではないんです。
同一労働、同一賃金。
確かに同じ仕事をしている(ように見えて)のに
賃金や待遇に格差がある事に対して不満はあると思います。

それが世の中の仕組みであり、
一個人にはどうする事も出来ないのも事実です。
制度のせいにして正社員を過小評価しても
それは自分の品位を落とすだけの行為です。

若い頃の努力や判断は、どうしようも出来ません。
なら、これから先どうするかの方が大事になってくるので
そこを見つめて努力をするべきです。

社会は誰が先にゴールに到達するかのレース

人によってゴールの定義は変わりますが
社会人としてきちんと前を向いて走り、
先に到達した努力の出来る人がゴールに入れるんです。

そうした先に個人の信頼や成果が付いてきます。
その見返りが給料や社会的地位であるわけですね。

いくら今派遣の人が頑張って正社員になったとしても
最初から努力して正社員として働いている人と
積み重ねた評価の差を覆す事は難しいです。

もちろん、努力する事が悪いと言っているわけではなく
頑張って正社員になったとしても
若いころから努力して今の地位を得た人との差は
絶対にあるので、そこに不満を感じるのは筋が通らないという事です。

映画館で同じ料金でも、上段の真ん中と端っこの席があるように
正社員という椅子に先に座る事は意味のある事です。
後から席に座って(正社員になって)良い席が残っていない!
と憤ってもどうにもなりませんよね?

理不尽だと思う現実に直面した時
そこで投げ出して諦めるのか?
それとも、努力を重ねて這い上がるのか?
どのタイミングで人生のレースに参加するのかは
自分でしか決められません。

ただ一つ言える事は、
投げ出しても這い上がろうとしても
時間だけは等しく過ぎていくという事。
何かを始めるのに遅すぎるという事はないと僕は思います。

一度こけると這い上がるのが難しい

日本企業の考え方は未だ新卒重視主義。
何物にも染まっていないから教育しやすいし
退職しなければ40年は会社で働いてくれるから大事にされます。

それはある種合理的な考え方かもしれません。
しかし、新卒で合わない会社に入っても
転職で不利になるのが怖くて、ストレスを抱えながら働く。
その結果、体調を崩しても無理して働き続けるか辞める。

もし僕のように辞めるという選択をした人間はどうなるのか?
また悪条件の会社に就職するか非正規として働くか
運よく良い会社を引き当てるのか?

こういった事を言うと、

本当に努力した人間は、運が無かったとは言わない。

実力不足・才能が無かっただけだ。

と、言います。
それはある意味正解です。
ですが、努力の結果とその成果は一致しない事があるのも事実。

時々の社会情勢によって働き口の増減はあるし
そういった個人ではどうしようも出来ない事を考慮せずに、
努力が足りないと言われるのはフェアじゃありません。

そんな事より、一度でも失敗すると
チャンスが極端に少なくなる社会構造の方が問題です。

このご時世、努力の差で正社員と非正規との格差を説明しようとするのは
あまりにも無茶だと思います。
正社員というある種の既得権に守られて、
能力以上の賃金を貰っている例なんてたくさんあります。

バブル期に就職した上司が仕事もせずに
のほほんとしていて、若手ばかり無茶をさせられる。
けれども、その上司の方が遥かに高い賃金を得ている。

理不尽だと思いますよね?
ですが、そういった社会構造という土壌で勝負している以上
事実は事実として受け入れないといけません。

そういった事を分かったうえで
どんな考えを持って、行動するかは自分次第です。

まとめ

自分が派遣だった時代は、社会情勢に翻弄された人が多いと思います。
新卒という最強のカードをブラック企業に使ってしまって
その後の人生が大きく狂ってしまった人だっているでしょう。

そんな中で先を見据えて、若い内に努力した人は
先見の明があったんだろうし、自分が今更後悔しても無駄だって事も分かるはずです。

努力が足りないと言われればそれまでだけど
努力が必ず報われるとは限らないのも事実。
結局、結果を出してからじゃないと過程は評価されない。
それが社会だし、失敗したらそこから這い上がるには
凄く努力が必要になります。

就職活動をたった1回失敗しただけで、
人生ハードモードに早変わりする。
もちろん、それまでに努力をしなかった自分に非があるんだけど
あまりにも、与えられるチャンスが少なくなるのは問題だと思います。

日本企業は未だに新卒至上主義だし、
ちょっとづつ変わってきていると言っても
それはほんの一部だけ。

日本で生きていく上で、そのルールに従わないと生きていけないから
正社員が羨ましいと口に出せなくて、派遣の自分と正社員を比べてしまう。
待遇の差や就活をする時期が少し違うだけで
与えられる選択肢が増減する事にも憤りを感じてしまう。

社会は、理不尽だし平等じゃないけど
会社という組織で働いている以上そのルールには従わないといけない。
待遇に不満があるなら、それこそ起業するくらいしか道はないと思う。

一から土台を作るとなると、並大抵の努力じゃ成功しないけど
非正規のように時間の都合がある程度つく働き方なら
そういう事を考えても良いとも思います。

現状の愚痴を言ったって良い方向に変わりはしないんだったら
自分が何か行動を起こす事で変えられる何かに時間を使う方が
何百倍も意味のある時間の使い方になるはずです。

これからはそういう思考を持って行動できる人間だけが
生き残っていく社会になっていきますよ。

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