正社員が派遣やフリーターを立場だけで価値を測る社会

Questioner
こんにちは、ジャクソンです。

今はブラック企業の正社員として働いていますが
過去には派遣で働いていたこともあります。

そんな中で、雇用形態の違いから下に見られた経験もありました。

ほとんどの人はそんな事しないんですが、
どんな企業、部署にもそんな意地悪な人間は1人くらいはいるものです。
その当時は本当に嫌な気持ちになったし、怒りもしました。

そんなに正社員でいる事が偉いのか?

と何度も考えましたし、その度に自分の今の状況に悔しさも沸いてきました。

というのも、当時の僕はブラック企業を逃げるように退職して
生活をする為の腰掛程度にしか思っていなかったという状況もありましたしね。

自分だって、もっとマシな会社だったら
今頃バリバリ正社員で働いていたんだよ!

というちっちゃいプライドもありました(笑)

世間では派遣やフリーターは正社員になれない落伍者のような扱いですが
立場を理由に馬鹿にされる理由はありません。

派遣やフリーターだって立派に仕事をこなしているし
なんなら、正社員より働いている人だっているかもしれません。

でも、派遣やフリーターとうい立場だけでしか
その人の価値を測れない人がいるというのも事実です。

今回はそんな体験を基にお話しをしていこうと思います。

人の価値が雇用形態の違いと思う人も世の中には一定数いる

悲しい事に世の中には、

雇用形態の違い=その人の価値

と考える方もいるのが事実。

派遣やフリーターより正社員の方が上なの?

正社員の下が派遣やフリーターなの?

そんな事あるわけないのに、
知らず知らずの内にそう思い込んでいたりしませんか?

社会に出て働き始めたら最初は仕事を教えてもらう事からスタートします。
その際に自分より社歴が長かったり、年上だったりしますよね。

指示や教導の立場にある人間が正社員である事が多いと思いますが
その際の構造に原因の一つがあると思います。

仕事を教える正社員(教える側)>>非正規雇用or新入社員(教えられる側)

という構図が成り立ちます。

逆の構図ってあんまりないし、
あったとしても後に任される仕事や責任によって
すぐにその立場は逆転されます。

実際、指示を出す側が正社員で受ける側が派遣やフリーターという働き方が
多くの会社でみられる光景です。

なので、指示を出す側が立場が上だとなんとなく思っているだけ。

そんな、なんとなくで派遣やフリーターより
正社員の方が上だと思っているだけなんですね。

その考え方が

正社員の方が派遣やフリーターなんかよりも上だから

という価値観を生んでいるのだと思います。

立場の違い=その人の価値ではない

正社員と派遣やフリーター、弁護士と派遣やフリーター。

立場や役割の違いがあるのは当たり前ですし
その違いがその人の価値を決めるわけでもない。

ここでは、弁護士と派遣やフリーターという部分にフォーカスを充ててみましょう。

Questioner
そもそも弁護士と派遣の事務員どちらが偉いのか?

と聞くと、多くの人が弁護士と答えるでしょう。
何故そう考えるのか?

自分が友達や恋人と遊んだり、
無駄に寝たりしている間に弁護士になる為の努力をしていたからです。

勉強が楽しくて仕方がないという一部の例外を除き
勉強する事はしんどい事です。

そのしんどい事を頑張って続けた結果が
弁護士になるという結果に結びついている以上
遊び惚けていた人より偉いと感じてしまうのです。

実際に僕の周りにも小学校から進学塾に通い
友達と遊ぶ事もなく、勉強を続けた結果
弁護士や医者になった人間を知っています。

自分には真似出来なかったし、
やらなかった結果が今の僕の状況なわけですし。

その結果、職場で弁護士や医者の指示に従わないといけない立場なら
それは仕方がないことかもしれません。

ですが、それ以外の場合で弁護士や医者と派遣やフリーターに上下関係なんてありません。

お前は派遣(指示される立場)だから、1時間並んで俺の弁当買ってこい。

なんていう無茶ぶりに従う必要はないわけです。

先ほど、指示を出す側がなんとなくの理由で偉いと思っていると話しましたよね?
それと似たようなもので、社会的地位が高いから派遣やフリーターを
奴隷のように扱っていいという事ではないという事がわかると思います。

結局、職業や雇用形態ではその人の価値は決まらないし
ましてやどっちが上かなんていう観念は実際にはないんです。

そして、立場でしか人の価値を測れない上司や正社員に
敬意を持てるかどうかはまた違う次元の問題だという事です。

自分より下の人間がいると思い込んで、自分を慰める

テレビドラマなんかで、よく窓際族なんて言葉を聞きますよね。

仕事が出来ないからその部署に回されたり、
会社内の派閥争いに負けてとかいうアレです。

そういった部署の人間を見て必ずいう言葉

ああはなりたくないよな…俺は頑張ろう…

言い方は悪いですが、他の社員のガス抜きです。

自分より下(だと思っている)の立場の人間を置くことで、
その部署に所属する人間より上だと思わせられるし
不満やストレスを優越感で上書きする効果が期待出来ます。

別にそういう部署がないとしても、
周りに何故か上司から嫌われていて
難癖をつけられる同僚とかいませんか?

同じミスをしても、軽い叱責で終わる人がいる傍らで
親の仇かのように怒られる人がいたりとかです。

そういった立場に置かれる率が高いのが正社員ではなく
派遣やフリーターといった非正規雇用の方が多いと感じます。

派遣先に嫌われたら契約を打ち切られるという感情を利用して
立場上、言い返せない事を逆手に取ってるんですね。

自分が一番下だと思っている立場の派遣に
非正規だからという理由だけで見下し、きつく当たる。

そもそも日本の会社の構造がこういう事が起きやすいと思うんです。

日本の会社の構造がピラミッドの頂点が一番偉くて、
下に行けば行くほど立場が低いトップダウン型の会社が多い。

責任の重さや能力の高さが順番に社長から多いのだとしたら、
会社を上手く動かそうとしたら
部下の手を借りて運営するのは当然です。

その為の会社という組織なんですから。

その中で、仕事が出来る・出来ないのビジネス的価値と
人柄や雰囲気といった個人的価値とをごっちゃにするから
立場の違いがその人の価値と勘違いするんです。

ただ単に理不尽に怒ったり、怒られたりって本当に時間の無駄です。
会社側も損しかないし、労働者側も嫌な思いをせずに済みますしね。

無駄に役職ばかり多くて、縦社会なのが日本だし
上の言う事は絶対な考え方の人が多い限り、
どうしてもこういう問題は無くなりません。

日本のように仕事に人が付くのか?
海外のように人に仕事が付くのか?

という文化や立場の違いという根本的な所も
問題を複雑化している要因でもあるでしょう。

海外ではプロジェクトリーダーが1人居て
後は皆フラットな関係性で仕事を進めていく方式ですね。

もちろん、メリットもあればデメリットもありますが
日本の昭和的な考え方じゃ限界も見えているのかもしれませんね。

そもそも派遣に期待しすぎなんじゃないの?

始めに誤解の無いように言っておくと
別に派遣労働者の能力が低いから
期待しすぎと言っているわけではありません。

会社が派遣に求めすぎているのだと思います。

僕が就職活動をした頃は、有効求人倍率も過去最低クラスでしたが
2019年現在は売り手市場で、当時の倍近くの求人倍率です。

そんな中ブラック企業に就職してしまう人もいますが
少なくとも“派遣”ではなく“正社員”として働く事が出来る確率が高い。

そうなると大企業に負けないように待遇を良くして
正社員を迎えようと中小企業も頑張りますよね。

でも実際の所は、またリーマンショックみたいな事が起きないとも限らないから
待遇そのままに求人をかけている企業がほとんど。
それなのに企業が求めるのは

企業
待遇はそのままだけど、うちに来てね。

会社に忠誠を誓って、滅私奉公精神で働いてね。

会社の業績が上がっても還元はしないからね。

みたいな労働者を消耗品扱いする会社が多い。
そんな事をしていたら、人なんて来ないのは必然です。
それなのにやれ“人不足だ“とか“離職率が高くて…”と言われても
誰も同意はしませんよね。

派遣やフリーターも同じ原理なんですよ。
非正規は企業からすると正社員に比べて人件費が安くて、すぐにクビを切れる。
そんな便利な人材を求めて雇うわけですから。

それなのに正社員並みかそれ以上の責任や業務を押し付ける。
待遇は正社員以下なのにですよ。

任せられる業務に見合っていない金額の支給しかないのに
それを“能力不足”だなんだと言われても

それはあなた達が求めすぎてるだけでしょ?

と言われても仕方がありません。
今の会社は、そもそも非正規雇用に求めすぎなんですよ。

まとめ

世の中にはその人の価値を
労働形態や立場だけで決めてしまう人もいます。

さしずめ、企業内におけるカースト制度と言った所でしょうか?
自分より下の人間を見る事で、自身の立ち位置を再確認する。

人間、自分より上を見てそこを目指すよりも
下を見て安心感を得る方が楽だし、優越感を感じられます。

“士農工商”のように職業や立場で差別するのは
150年前の時代で終わりにしてもらいたいですね。
下の立場になってしまう方からするとたまったもんじゃないです。

なので、ただ良いように使われるのは会社の思う壺ですよ。

非正規雇用
俺・私は仕方なく今の立場で働いているんだ!

自分じゃなくて社会が悪い!

と言った所で、自己責任論が大多数を占める日本では意味がありません。

結局、自分を救うのは自分自身なんです。
待っていても誰も助けてはくれません。

派遣やフリーターといった非正規雇用が嫌なら
就職活動をして、正社員になるという行動を起こしますか?

ですが、正社員になって“ブラック企業”に入らないという保証はありません。

とは言っても就職は運の要素も絡んできます。
ソーシャルゲームのガチャみたいなものですね。
超ホワイト企業(スーパーレア)を引く確率もあれば
超ブラック企業(はずれ)を引く可能性だってあります。

そのガチャを引くのに消費するのはあなたの人生そのもの。
わずか1%の当たりを引くためにはリスクが大きすぎます。

そういったリスクを考えて、
会社に依存しない資産や立場を作る事を
これからの時代は考えないといけません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です