20代・30代の正社員や派遣は不満ではなく、不安を感じる

こんにちは、ジャクソンです。

今の若い世代は何を考えているか分からない。
そんな声を聞くことがありますが、
果たして彼らは一体何を考えているのか?

一見、自己中心的に見える事もありますが
将来の事を現実的に考えている世代だとも思います。

働き始めた時から景気の良い話は聞かないし、
ネットやテレビでも将来に期待を持てそうなニュースなんて
ほとんど聞きませんしね。

だから備える事の大切さも分かっているし、
勤めている企業や社会に過度な期待はしない。

淡泊に見える物の考え方も、
見方を変えれば割り切れているとも取れます。

時代が変われば、考え方も変わる。
将来に不安を覚える労働者が増えても不思議ではないですよね?

会社に関係する事しか出来ない不安

朝起きて、出社して、家に帰る。

労働者の大半がこういった生活リズムを送っていますが
基本的に仕事中は仕事に関係する事しか出来ません。

1分1秒が惜しくて、常に忙しい状態なんて
1日の内にどれくらいあるのでしょうか?

常に息つく暇もない程忙しいなら、
体力的にも精神的にも限界がきて遠からず退職します。

だからと言って暇が出来たから

暇なんで、ジム行って汗流してきまーす。

なんて言おうもんなら、怒声を頂くこと間違いありませんよね。
極端な例になりますが、仕事中は常に“仕事の時間”であり
それ以外の事が出来ない時間なんです。

現在30歳だとして、定年退職まで35年間こんな生活を続ける事になりますが
そこに今の働く若年層は不安を覚えています。

今の自分の上司の姿を見ていないようで
ちゃんと見ているし、それに対して今の若者は素直だと思います。

無理な事ははっきりと断りますし、
納得がいかなければその理由を問います。

何を生意気な事を言ってるんだ!いいからやれ!

と人によっては怒りを覚えるかもしれません。

では何故そういった事が起こり得るのか?

それは、企業側が長期的なキャリアプランを提示出来ていないから
不安を感じそれが不平、不満に繋がるからです。

高度経済成長期の時のような景気の良い時代を知らないから
常に将来に対する漠然とした不安がありますし、
良く言えば慎重。悪く言えば悲観的。
そんな働く若者が増えているんです。

変化する労働者の考え方

景気が良い時を知らない世代は
働けば働くほど自分の待遇が良くなるなんて事は
夢物語だと思っているし、それ以上に搾取される事を恐れています。

その気持ちの代表格がブラック企業という言葉だと思うんです。

薄給激務で、労働環境も劣悪。
高品質のサービスや品質を維持する為に
人を安く買い叩き、儲かるのは企業だけ。

使えなくなったらあっさりと捨てられます。

そんな事がまかり通る時代で
将来や自分のライフプランに希望など持てません。

最近の報道で、”あのTOYOTAでさえ”も
終身雇用が難しいと公の場で発言する程、
日本の年功序列・終身雇用システムは破綻しています。

だから若者はより良い条件の会社に乗り換えていくのは
合理的だし、現実を見ていると思います。

ただ、そんな行動や考え方が経営者ぐらいの年代から見ると
今の若者は嫌な事があったら、すぐ辞める…
という風に映るんでしょうね。

それは生きてきた時代と環境が違うし
相容れない考え方です。

ただがむしゃらに働いて会社に尽くす。
その見返りとして年功序列や終身雇用が保証される。
そんな時代はとっくに終わったのです。

将来に不安を覚える労働者

僕が子供の頃のお金持ちと言えば、医者や弁護士でした(今でもそうですが)
周りの大人だってそう思っていたし、それがその時代の”常識”だったんです。

ですがインターネットの発達に伴い、働き方にも多様性が出てきました。
Youtuberなんてその最たる例でしょう。

誰がYoutubeという動画投稿サイトに動画をアップロードして、
その広告料で稼ぐなんて仕事を想像出来たでしょうか?
当時は広告を出して稼ぐのは、電通などの広告代理店。
という固定観念があったはずです。

それが、今では子供がなりたい職業の上位に来るんですから
時代の変化とはとても移ろいやすいものです。

職業選択の幅が広がった事は、
働き方の多様性を生み出すと共に、選択肢の増加を意味します。

自分が選んだ職業が10年後には無くなっているかもしれない。
そもそも、自分の仕事はAIに取って変わられるんじゃないか?
なんて不安を覚えるのも致し方ないのかもしれません。

結局今の若い労働者達は、

もっと休みが欲しい!

長時間残業反対!労働基準法を守れ!

頑張りをちゃんと評価して欲しい!

といった不満の陰には、時代の変化の速さや
自分が取り残されないだろうかといった不安が根底にあるのです。

時代の変化を目の当たりにしている世代からすると
それは遠い将来の話ではなく、現実に自分の身に起こり得る事だと
認識しているんですね。

人生100年時代と言うけど

医療技術の進歩で人の寿命は年々伸びてきています。
テレビでもよく”人生100年時代”だと取り上げられますよね?
定年退職まで何とか自分の仕事を続けて
逃げ切れたと思っていても、残りの30年間も第2の人生があります。

人生を100年とすると2/3くらいでしょうか?

いくら65歳まで会社に尽くし、見返りを貰ったとしても
その後の人生は、会社という組織があなたを守ってくれないし
日本人が大好きな自己責任になります。

今の若年層はそうなる事が分かっているから
今のうちにスキルや資格を身に着けようとしているんです。

今自分のしている仕事が定年退職するまであるなんて
楽観的な考え方をしていないし、事実段々と人間の仕事は
AIに取って代わられています。

自動車の工場なんかは、いち早く機械化を取り入れていますよね?
もちろん、ヒューマンフェイズは存在しますが
昔に比べるとその業務にかける人数は少なくなっています。

人間の代わりに働く機械は
昔、テレビのCMであった

“24時間戦えますか?

を体現してくれます。
機械は文句も言わないし、メンテナンスをすれば
壊れるまで働いてくれますからね。

定年退職までの30~40年間ですら、
今の労働者はたどり着けない可能性だってあるんです。
それなのに、人生100年時代をどう生きるか?
なんて問われても、答えに窮するのは目に見えています。

だから、

AIに取って代わられる仕事=誰でも出来る仕事

に価値を見出せないし、そんな事やってる場合じゃねぇと焦ります。
その焦りは会社や上司に対する不満ではなく、
将来に対する不安から来るものだという事を理解しないといけません。

その休みは誰の為?

今の若い労働者は、働くことにちゃんとした意味を求めると同時に
休む事に対してもしっかりと主張します。

プライベートとのオンオフをしっかりと分けるんですね。
そんな休日に関する問題に一石を投じたのが、
政府肝いりの”働き方改革”です。

この4月から法律で年次有給休暇の取得が義務付けられましたね。

ですが、会社に強制的に取らされる休みで本当に心から休息出来ますか?
結果だけ見ると、有給が年5回増えましたが
結局、法律で罰せられるから会社の都合で休ませるわけです。

それは会社の為であって、自分の為ではありません。

■休日に寝だめと言って、10時間以上寝たり

■翌日の仕事の為に体力を温存して遊んだり

■仕事の事が気になって、ソワソワしたり

一つくらい心当たりがあると思います。

本当は自分の為の休みのはずなのに
知らず知らずのうちに会社(仕事)の為に休んでいる自分がいる。

翌日を気にして全力で休めないから

明日仕事行きたくないなー。

寝たら朝が来るから、寝たくないなー。

なんて、気持ちが出てきて
結局リフレッシュ出来ずに出社する事になります。

本来体と心を休める日であるはずなのに
これでは意味がありません。

ただ休めるだけではなく、
自分の為の休日を過ごせるようになる事が大事です。

自分の為の休みで習い事を始めても良いでしょう。
地域のボランティアやアウトドアも良いですね。

こうする事で、会社に関係する事の時間しかないと
嘆いていた労働者にも心のゆとりが生まれます。

休日を利用して色々な経験を積むことで
AIにはない”個性”を得られる事に繋がるし
その個性こそが将来に対する不安を和らげる効果があります。

まとめ

今の若い労働者は自分が定年退職するまで
明確にライフプランを持てないでいる人が多いです。

働けば働くほど良くなる時代でもないし、
AIの発達により、以前は人間がしていた仕事でも
どんどん取って代わられる可能性もある時代です。

だから将来に対する不安を感じるし、
同時に備える事の大切さも分かっています。

その仕事に対する姿勢が経営者くらいの年代から見ると
理解できないものなのは、時代が違うので仕方ありません。

仕事に求めるものが一昔前とは違うし
休日に対する考え方も違います。

“会社の為”という時代ではなく”自分の為”

と言うと少々自分勝手に聞こえますが、
インターネットやテクノロジーの発達によって
今の若い労働者は、選択肢に多様性がある時代だという事です。

何を選び、何を選ばないのか?

自身が選んだ事から経験値を得て、それを個性へと変えられる時代です。
選ぶ事を放棄するのは、将来の可能性をも捨てる事になります。

なので、積極的に見分を広め、自身の経験値を積み、
自分という資産の価値を高めていかないといけません。

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